
山本太郎の芸能人時代を総まとめ!「メロリンQ」から俳優・タレントとしての活躍まで
政治家として知られる山本太郎さん。現在はれいわ新選組の代表として活動していますが、かつては俳優・タレントとしてテレビや映画で活躍していたことをご存じでしょうか?
この記事では、山本太郎さんの芸能人時代を時系列で振り返りながら、代表的な出演作品やキャラクター、バラエティでの活躍を紹介します。
芸能界入りのきっかけ「ダンス甲子園」で話題に
山本太郎さんが注目を集めたのは、1980年代後半~1990年代初頭に放送されたバラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』内の人気コーナー「高校生制服対抗ダンス甲子園」への出演です。
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出演チーム名:アジャコング&戸塚ヨットスクールズ
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特徴:体にオイルを塗り、水着姿で奇抜なダンスを披露。強烈なビジュアルとパフォーマンスで一躍注目の的に。
素人高校生として出場したこの「ダンス甲子園」における「メロリンQ」という奇抜なパフォーマンスで注目を集め、芸能界入りを果たします。
映画出演作品(主なもの)
『代打教師 秋葉、真剣です!』(1991年)
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概要:Vシネマ作品。若手俳優としての映画初出演。
『かっとびブギ2 フラットアウト・ベイビー』(1993年)
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主演作:暴走族と青春を描いたアクション系ビデオ作品。
『ツッパリ・ハイスクール』シリーズ(1994~1995年)
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概要:昭和の不良学園ものスタイルを踏襲したビデオシリーズ。
『BE-BOP-HIGHSCHOOL 愛徳VS城東代理戦争篇』(1997年)
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概要:人気漫画原作のVシネ版作品に出演。ヤンキー文化の中での青春群像劇。
『ミナミの帝王』シリーズ(1999~2004年)
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配役:新庄公平役
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概要:竹内力主演の金貸しドラマシリーズにて、準レギュラーとして活躍。
『千年の愉楽』(2013年)
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監督:若松孝二
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概要:官能と暴力、宿命をテーマにした重厚な文学的作品。
テレビドラマ出演作品(代表的なもの)
大河ドラマ『新選組!』(2004年)
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配役:原田左之助役
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概要:幕末の新選組を描いたNHK大河ドラマ。歴史ドラマの大役を務め、俳優としての評価を高める。
『レガッタ~君といた永遠~』(2006年)
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配役:滝大輔役
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概要:ボート部を舞台にした青春ドラマ。
『探偵学園Q』(2007年)
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概要:少年探偵団が難事件を解決するミステリードラマ。個性派教師役で出演。
『人間動物園』(2009年)
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概要:深夜の社会派ドラマ。タブーに切り込む異色作。
舞台・朗読・その他活動
舞台『LOVE LETTERS』(2008年)
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概要:男女二人の往復書簡で綴られる朗読劇。
劇団☆新感線『薔薇とサムライ』(2010年)
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概要:古田新太、天海祐希らと共演した豪華エンタメ舞台。
バラエティ・情報番組での活躍
『世界ウルルン滞在記』
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概要:世界各地での生活体験を通じて文化を学ぶドキュメント型バラエティ。
『トップランナー』(2005年~2008年)
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概要:若者向けトーク番組でMCを担当。文化人やアーティストと対話を重ねた。
政治家へと転身
2011年、福島第一原発事故をきっかけに反原発運動に参加。その後、2013年に参議院議員選挙で初当選。以降、社会問題や庶民の声を代弁する政治家としての道を歩み始めました。
まとめ
山本太郎さんは、「メロリンQ」としてバラエティ番組で強烈な印象を残した後、Vシネマ、ドラマ、大河、舞台まで幅広く活躍した芸能人でした。芸能界で培った表現力や発信力は、現在の政治活動にも色濃く反映されています。
彼のキャリアは、「ただのタレント出身議員」とは一線を画す、異色かつ濃密な歩みと言えるでしょう。